殊更に

殊更に…深刻にならなきゃいけない訳じゃないけれど。

 

タレントがああ言ったこう演ったなどの些末な問題、命の問題、自粛のストレス、ネコちゃんワンちゃんの笑える動画。

そんなのが一緒くたになってスマホニュースで垂れ流される。

 

何をチョイスするかは一人一人の自己責任であり権利である。

日々起こる出来事の何にフォーカスするか?はまた『生きるセンス』でもある。

 

先般から書いてきた『エンパシー』だけど。

こりゃ確かに情緒おバカ現象問題は国のトップにまで及んでいて恐ろしく逼迫してるな?と思った。

 

『パンが食べられなきゃケーキを食べれば良いのに』なる珍言を吐いてギロチン台に登ったマリー・アントワネット並みの珍政策が…『アベノマスク』だ。

 

側近の経済官僚出身者が安倍に耳打ちして唆(そそのか)したというけれど。

国民はマスクが買えないで怒ってる?なら与えてやれば喜ぶぞ!…ってな運び。

バカじゃね?じゃなく、真性のおバカさんである。

 

日々溢れ来る問題の、僕達庶民の稚拙なチョイス能力と処理対応能力によって混乱する世情と知識あれど、エンパシーが全くない権力者の側のそんな珍プレーとの相乗効果で奏でられるラプソディ。

 

様々な方向から発せられ混ざり合う放言達は不協和音を通り越え只の騒音となる。

それらの『情報』とやらが尤もらしくスマホの画面にランダムに羅列されていく。

 

昨日僕は、目の見えないワンちゃんを優しいネコちゃんが誘導して上げる話に涙して、コロナの1日の感染者数に驚いたあと米倉涼子が事務所を辞めたらしい、とため息をつく。

 

コロナ対策の緊急セーフティネットの申請を済ませて帰り、志村けんさんの死を悼む各界の声を読んだ。

 

小池のオバサンのパフォーマンス、大きな顔に小さなマスクの安倍さんのまだ緊急事態じゃないという話を読んで、最後に25歳の若い教師による婦女暴行のニュースを読んでからスマホを閉じた…。

 

「コロナ、大変?」

「ううん、そうでもない」そう応えると、何故か明らかに落胆の色を浮かべる一見の女。

「だって前から沈み切ってるからね、ウチの店。」と僕が言う。

するとパッと明るい表情と弾む笑い声…。

今日はもう早く帰って寝よう!

僕は思った。