嘘…は真実を語る。

 

後ろめたさは人間に嘘を付かせる。

その嘘の裏側に真実が貼り付いているのである。

 

イケメン君の不倫?とかをここぞとばかり悪し様に言う人達…。

彼等は頼まれもしないのに自ら買って出て必死に嘘をつく。

 

「 信じられない」「そんな恐ろしい事を自分は出来ない!」

…自分の卑屈なおぞましい日常に急かされ、ここぞとばかり千載一遇のチャンスに我が身の清廉潔白さを競って嘘をエスカレートさせていくのである。

 

自らの口をついて出る嘘が、本人の日頃の真実を暴いてしまうのだ。

その語り口は文字通り嘘臭い。

力ないノイジーなその言葉の一つ一つがその人となりの真実を雄弁に語ってしまう。

 

確かに彼等はそんな悪事すら現実には行えない。
それは彼等の倫理観が優れているからじゃなく、単に臆病とか打算が先に立つからである。

 

イケメン君はそんな彼等を尻目に出し抜きイケシャアと悪事を行った。

それを知った彼等は…自分の報われない日常の代償をイケメン君に払わせようとする。

『そんな恐ろしい事』を幾ら渇望したって日常の現実は彼等には応えてはくれない。

 

結果、倫理観のない彼等が…『倫理観をたてにした嘘』をつく羽目に陥るという運び。

 

俺達は羨んだり、妬んだりして責めてるんじゃない!倫理という正義の為に憤懣やる方なく嘆き怒ってるのだ!…という倫理観を頼りすがったその嘘が彼等自身の日常の卑小な乏しい倫理観と燻り蠢く欲望の真実を暴く。

 

彼等は日常抱いている自らの醜悪な欲望故に勝手に焦り、その後ろめたさの解消に躍起になるのである。

 

もし?自分のそんな後ろめたさを解消したいならば…『自らに自白させる』という以外に手立ては無いのに。

 

イケメン君を責め苛んでる人達が何処か…焦り急っつかれた様に見え、妙に人を息苦しくさせるのは、嫌が上にも滲み出てくる『その人の真実』の仕業なのである。