ソコに意志はあるんか?

意志なるモノはとても厄介な代物である。

 

内省的に自分をチェックしない限り自分の意志って確認出来ない。
何せ口一つで誤魔化せるし絶対人にバレる事もない…。
大体にして、自分以外の他者に取ってはそんなモノはどうでも良いのである。

しかし、『変わらない』と『変われない』はその場の結果は同じだけど、その後は大きく違ってくる。

事と次第にその人の『意志の有無』が大きな影響を与えるからである。

生きている限り、非難、中傷の風評を浴びせられる事は避けて通れない。

そんなのは騒ぐに値しない。

しかし、そんな状況は様々の人を判断するには絶好の機会となる。
口を弄してそんな火種を作る輩は、端から相手にする価値などない。

煩わしいのはその風向きを見て『豹変する善人達』である。

その人間に何一つ不利益を与えた訳じゃないのだが…その人達の手のひらは見事にひっくり返るのだ。

人に対する基準が『雰囲気・風向き』というそんな輩はお付き合いをトータルすると必ず貧乏神の役割を果たす。
最低限の矜持というか意志というのか?それが全くない事の為せる業なんだろう…。

全く脈絡もなく、豹変出来るのはその人が意志も理性もないからだ。

そんな悪意の障害に負けない姿を見せれば一転あからさまに落胆までする。

そしてまた即席の笑顔を浮かべて脈絡なく元の知り合い面に戻るという徹底的な意志の無さを披露してくれるのである…。

一々憎んだり怒ったりする価値もないそんな浮遊物の様な人は結構な比率で存在している。
『自分は変わらない!』という意志一つでこんな輩は何人いても対処出来るけれど…若き日々は『その豹変、わけワカメ?』ってな状態で随分と消耗したものだった。

そういう状況下で一切態度を変えない『意志ある人間』が少数ながら必ず存在する。
ああ…この面倒な流れは、こういう人間を発見する為の手続きなんだな?と気付くとそんな『豹変劇場』も楽しく過ごせる様になった。

脈絡なく浮遊し続けてる人の哀しみもまた見えて来る様になると…怒りの感情もなくそんな輩相手に下手に消耗することも無くなったのである。

テレビのワイドショーが滅多矢鱈にキムタクを持ち上げてる。
手を振るキムタクは静かな物憂い笑いを浮かべてるだけで以前と何一つ変わってない。

キムタクは悪魔の使い?的な扱いをした意志なき大多数の人達が今、拍手を以て彼を持て囃してるの図は…長持ちしない大衆の『意志なき興味』の悪魔の様な危うさを雄弁に物語っている。