この不況時代に

この不況時代に…東京都の教員採用試験の競争率は1・1倍なんだそうな。

ワイドショーで尾木ママが言っていた。

一方、地方では3倍ちょっとらしい。

教員の質を維持する為には競争率が3倍必要なんだとも…。

東京では受験者の大半が無理なく教師になれる。

これは驚きだった。

それ位教育界のブラック振りが若者達に周知徹底されてしまっているのか?

神戸、その他の各地で表面化している教員間でのイジメ問題を観ていて納得した。

 

自然界にはあらゆる生物に、『保護するとその種は必ず劣化・弱体化する』という定理があるんだそうな。

本来持っているサバイバル能力が消えていくのだ。

 

僕らが就活している時代から公務員は垂唾の職業だった。

保護されていて、犯罪さえしなきゃ無事老後迄が保証されるという天国のような世界。

 

しかしだから…弱体化したんだろうなぁ。

教員世界に『食えない人種』が大半…となったのには『保護されている』という理由があったんだな、と今更ながらその学説の正しさに唸った。

 

哀しいけれど、人間は(動物)はある種の競争原理に身を置かなきゃサボっちまうって事だよね。

世の中が教育界の『恥を知らない振る舞い』に呆れ果てとっくに背を向けている事にも気づけない。

 

自称『ご立派族』を延々繰り返して来た結果、彼等は『共食い』迄してしまうほど弱体化しちゃったのだ。

 

若者が見向きしなくなった業界は必ず衰退するとは思っていたけれど…堕落した教育世界の構成員のフラストレーションは、仲間に牙を向けるほど攻撃性が高まっているのである。

 

教師には精神を病む人が異常に多いと聞く。

この一連の笑えない喜劇を観てるとそれをリアリティーを以て感じる。

 

目に見える楽ばかりをセレクトしてると、後になって潜在的に隠れていた苦痛の種が芽を出すという仕組みである。

結局、どんな物事にも『特権的楽』ってのは無いって事なんだろう?

 

公務員と聞けば『辞めず、休まず、働かず』という三拍子と見えたけど…裏腹に恐ろしいフラストレーションという苦痛が隠れていたという話。

 

ウカウカと子供に専念してたら同僚に寝首を掻かれる…なんて。

シリアスな世界に在って『良い先生』なんて、余程無神経でなきゃなれっこないよね?と納得である。

 

真っ当な神経してれば…狂うだろうなぁ?

 

自分を殺さなきゃ…もたない世界。
子供のイジメ問題に稚拙過ぎる対応だと思ってたが、彼等の日常は『それどころじゃなく』明日は我が身と怯える日々を過ごしている。

 

学校現場は、根拠を特定出来ないフラストレーションと怒りの感情が日常的に蔓延しているんだと思う。

だからイジメは突発的出来事なんかじゃなく、フラストレーションと怒りの感情の毒が
絶えず弱きものを狙って、隙あれば発症させてるって構図なんだろう。