馬鹿にして

馬鹿にして言うんじゃなく、素朴な疑問を持った。
さるショッピングモールの従業員研修に出た人が体験した。

10,800円のお買い上げで1,000円はギフト券、残りはカード払いになりました。

それぞれにポイントを付けて下さいな。

という問題。

 

出席してた若い女性二人がカードの利用額9,800円を導けなかった…という話だ。

 

小学生から高校生まで、机に座り続ければ引き算足し算はどんなにサボっても出来るだろう?

出来ないと、家庭でも誰かが気付くと思う…。

彼女達の算数のスキルの欠陥は、意図的に不自然に導かれた節があるよね~…と。

成人するまでの過程で、教師なり親なりが意図的に見逃さないとそういう人材は出来ない筈だろう…そんな話しになった。

 

現代日本の教育システムで自然に演ってれば、こういう人材に仕立て上げることの方が余程難しいんじゃね?という素朴な感想を持ったのだった。

 

そこで…神戸の教師イジメ事件の顛末を思い出した。

これまたそんな教師を四人も作り上げる過程も普通に考えれば至難の技じゃないか?…と。

 

何処かの段階で誰かが気付き、「アンタ等ヤバイよ」となる筈である。

大の大人になってからの話だから余計に不気味なのだ。

 

『触らぬ神に祟りなし』は小学生から始まり、どの段階まで行っても『関わらぬ事が命!』といった風情が蔓延してるんだろう。

 

『面倒は後免』という訳だけど…引き算出来ない大人を造り、小学生もしない幼稚な悪戯の日々を送る大人の教師が育つこの国の日常ってのは、ふと気付けばとても不気味である。

 

そんな算数の引き算や割り算を満足に出来ない生徒のスキルを放置する教師達に意外と多いのが『熱心な先生』ってやつだ。

声掛け運動にやたら熱心で、『クラスをまとめる』とやらに情熱を燃やす…そんな自己満の極致。

 

職場で、そんな引き算さえ出来ない人材に明るくニコニコ挨拶されたら腹立つなぁ…と思うけど。

何をおいても、見栄えより先ず最低限のスキルを身に付けさせるのが教育の肝でしょうよ?

 

近頃目につくのが、自分のスキルに興味なく見栄えばかり整える『イイコ演出』に余念がない人材。

彼(彼女)らもそんな空気から育つんだろうなあ…。

 

教師も生徒もひたすら自分の『イイ人演出』にのみ血道を上げる。

…やはり不気味である。

自己満のそんな『自己広報活動』って見せ掛けの振りだけって事だよね?

 

二十歳過ぎ位のとても綺麗な女子達だったという。

ネイルも化粧も申し分なかったと。
これからの彼女達の人生はどの様に転がって行くんだろう?

 

神戸の小学校の対応策を聞いて笑った。

生徒がショックを受けてはいけないから今後給食にはカレーを出さない様にする、だって。

徹夜に近い職員会議で必死に導いた善後策がコレかい?!

何処まで行っても決定的にズレてる…。

 

この一連の事件の責任を、給食メニューのカレーに持っていくという狂気の沙汰…。

ノンビリ平和なこの日本の日常は、ふと足を止めて見ると…とても恐ろしく不気味だと思う。