そういうモノだから

如何に的確なアドバイスであれ、機を読んだ的確な技術の提供であれ…経験豊かな人間のアドバイスより『おバカだけどイケメン』、何より若い男の一言がそんなもの軽~く一蹴するのである。

 

欲望の優先順位は『そういうモノだから…』である。

男女を入れ替えてもその法則はまんま適用される。

技術的優位なオバサマより無知な小娘を男達は優先する。

そういうモノだからだ。

 

自然界の男女間にある『そういうモノだから法則』にイタク自尊心を傷付けられる人は多い。

けれど、どんなに憤慨し楯突いても無駄である…だって、そういうモノだから。

 

これを受け入れるとメンタルは随分と楽になるんだけど、『理不尽だ!』なんて反応をしてしまうのもまた…人間はそういうモノ?なんだろうなぁ…。

 

だから、自分の評価を『たかが自分』という面から知っておくことはとても重要だと思う。

何もプライドを捨てるってんじゃなく…そういう心構えこそが自分のプライドを守るのだから。

 

年齢からくるフィジカル的な優位、ビジュアルでの優位に押し退けられる屈辱に反発したって所詮そういうモノだから埒が開かない。

 

負けてなお、静かに必要とされる時の自分の出番をじっと待つしか自分を活かす道はなし!と心得ておきたい。

 

美人コンテストにモノ言う女の軍団なんてのは『そういうモノ理論』に狭小な論理で挑み楯突くけれど…そういうモノってのは論理ではなく『人間の生態』から来るモノだからそれを変え様はない。

 

反面、『そういうモノ』に従ってホイホイ踊った人間はエライ目に合う。

以前、証券会社の若い営業女に次々と陥落していく中年の『鼻の下長造』君達を見た。

その若い女は短い期間に数億の金を集めた。

結果、最悪の時期を選んだその投資信託は手数料ばかりを取られて半値以下に落ち込んだのだった。

 

「高いスケベ心だったね?」

彼等の泣き笑いの表情が『男とはそういうモノ』を如実に表現しており…男って可愛いよなって思った。

 

高橋真梨子の『ごめんね…』って曲に、軽い気持ちで浮気した女が大きな代償を払うってパターンがあるけれど…。

理屈では「何を今更?…」だけど、でも確かにそういうのってあるよねぇ…と聴く僕も少しは男女間の『そういうモノ』ってのが解ってきたのかも知れない。