NHKが

以前、NHKが早朝に部落差別問題を取り上げていた。
途中から見たから…いい加減な事は言えないけれど。

 

差別を受ける太鼓製造職人さんの悩みや苦しみ、大阪の被差別部落へ嫁いだ主婦の人の取り組み等々を見て…部外者の僕は、この人達は既にその悩みを通して世の中をリードしている位置に達している!と思った。

 

太鼓製造職人さんの地元の人の発言がそう思わせてくれた。

 

「彼(職人さん)は、既に日本全国から引く手あまたで公演や指導に呼ばれて活躍している。彼の価値に気付かず、私達地元の人間はいつ迄も何を馬鹿な事やってるんだろう?と思った…」と。

彼の力を借りて、また我々も彼に力を貸して『次を模索』するべきだ、という意見。

 

大阪の主婦の人は、その地区が好きで好きで躊躇いもなく嫁いだ。

人それぞれが関係し合いながら面倒を見て貰い見て上げる。

地域の集まりはとても頻繁に行われ、鍵っ子や孤老等の問題は皆無。

誰かが関わり自他の問題を解決する風土とそのシステムが出来ている。

その地区に住みたいと希望する人達の増加や、全国から地方自治体の人達も見学や研修に数多く訪れている。

昔…頑なな日本の政治を変えるには『外圧』という外国からの圧力を利用すれば実現するっていうのがあった。

 

上記の事例は『遠くの地域外部の人達の支持』というモノから地域の偏見に楔(くさび)を打ち込み打破に成功しつつある。

いわば、外からの求め『外引力』とでもいうものが肝心の地域周辺の人達の意識を変える力として働いている…と思った。

 

二人とも話の途中で涙を何度も流したけれど、屈する事なく『自分を良くする為』にとてもポジティブに活動している。

心ない偏見は勇気を挫くけれど、『良いモノ』を作れば必ずその外部からお迎えがやって来るのだと思った。

 

その流れによって、やっと身近な周辺地域の人達は『目を醒ます』という運びだ。

『外引力』に、頑迷な心のイナカモン達はとても弱い。
 「置いてかれてるのは自分?」…そんな感覚に慌てるのである。

 

努力せずに人の上に立った気分を得る…それが差別意識。

そこに幾ら理を使って理不尽を説いても、元々不条理な情緒はその意識を手離しはしない。

ところが『外引力』がやって来ると、謂れのない差別意識はその人達差別者の『現実問題』になるのである。
 『まだ、そんな事演ってんの?言ってんの?人種』に認定されちゃうんじゃね?!

彼等はやっと現実に目覚め、慌てるという運びだ。

 

良くも悪くも『田舎都市文化』が支配するこの国の地方。

理じゃ崩れない頑迷な理屈が支配し理不尽を罷り通す…。

そこに働き掛けても跳ね返される。多勢に無勢だから。

その元凶が意味なき差別意識。

 

ならば外部のもっと多勢の支持をもらうべく努力する。

そうすれば『多勢に無勢関係』は一気に引っくり返る。

 

頑迷人は理では動かない。

単純に、数とその勢いの風のみが行動する動機なのである。

 

ただし、外引力を惹き付けるには条件がある。

この二人はどちらも『誇り高き人間』だった。

その誇りが前に進む事を止めさせないのだと感じた。

 

周囲の無理解に悩んでいる人達へ…。

あなた方が悩むのは当たり前です。

そこにあなた方の支持者は居ないからです。

 

もっと目を見開き遠く広い世界を見詰めながら誇りを失わず生きましょう。

必ずトンでもない数の支持者があなた方を待っていますから…