体験の大量高速消費(2)

前にも様々書いたけど、自分の五感と第六感を駆使して感じるよりも『人の評判』で言うこと、やる事を選択してる人がやたら増えてしまった様に感じる。

 

イイね!が多いと無節操にその流れに従う。

ツイッターも数の多い人間が崇拝される。

哀しいけれど、そんな人達が『裸の王様の民衆』とダブって見えてくる。

 

『皆が言ってるから…』、『大概の人がよしとしてるから…』と、そのものよりも人数だけが便りの価値判断。

そんなもの正直な心は喜ばない。喜べない。

新味を求めて次は次はと次々『新情報』を漁り歩いてる。

 

『次の多数派』に乗り遅れてはならない?そんな強迫観念さえ見え隠れしてる。

確かに不味くはない。

しかし群れなして行列して迄飲みたいのか?タピオカ…。

 

『多数派の現場に居る事』だけが自分の存在価値表明だと言わんばかりのラプソディーが今日も街中を駆け巡っている。

 

先日、子連れのお客様が嬉しい事を言ってくれた。
「こんなに皿を舐めるように食べてる子供の姿を初めて目にしました。実は…お行儀悪いけど、さっきホントに舐めてたんですよ。(笑)」

 

訳知りグルメ気取りのお褒めの言葉なんて要らない。

こんな『論より証拠』が何より嬉しい。

一人の子供の旺盛な食欲に、「貴方は頑張ってますね!」という励ましを貰う。

 

コレが『実感』っていう奴だ…と思うのです。

理屈抜きに僕の心は日本晴れ!

綺麗に食されたそのお皿は勲章となる。

 

こんな事はほんのたまにしかないけれど、『ホンマもんのイイね』は何時までも僕の心の中でキラキラし続けるのである。

 

ITも使いこなしてる人はカッコ良い。
でもそれに振り回されてる人達って、ヤ○ザ さんのベンツ見たいでとってもカッコ悪い。

一体、どっちが主役なんでしょう?ってね…。