今は

『今はコレが新しい』は『今じゃ…コレはもう古い』と背中合わせである。

 

世の中に次々に打ち出される『新しい』に対してアナログ人間は、今のIT時代にその『新しい事』全てには対応し切れなくなった。

 

そうなると、古いと新しいの二項対立の価値観では世の中の判断が出来なくなった。
結局、次々打ち出される『新しい』を追い掛ける事に人は疲れちゃったんだと思う。

 

そうなって初めて古いか新しいか?よりも何時の時代に於いても『変わらない魅力』の安心感が再発見される様になる。

『良いものは良い!』…昔あったCMのキャッチコピーに回帰した訳だ。

 

新しい=良い事!とならなくなったのは『新しい為だけの新しい』が余りにも作られ過ぎたからだろう。

人間に不必要な『新しい』は人を疲れさせるだけの働きしかしない事に世の中が気付き始めたのだ。

 

2ちゃんねるの『不倫の修羅場』に投稿される話を見ると…『現場の証拠』、その痕跡を示すスマホに残された『真っ黒なメール』、『写真』、そして導かれる制裁…でどの話も構成されている。

昔ながらの『不倫ストーリー』で小道具がスマホ、PCと変わっただけである。

テーマは『人間の感情』という何時の世も変わらぬ動機で凄い盛り上がっている。

 

結局、『人の心の問題』が一番面白いのだ。

不倫された相談者に対して、『モラル正しい住人達』がアドバイスをする。

アリャりゃ?意外とオーソドックスな『怒りの公式』は何時の世も変わらないんだ、と重要な発見をした様な思いを抱いたのだった。

 

レスの住人達は煽っているのか?励ましているのか?楽しんでいるのか?それらの感情がない混ぜとなり異常に盛り上がっている。

浮気に簡単に流れる女達に対して、意外と男達が『子供が可哀想』だったり『貞操観念』を要求したりして一昔前の女の立場見たいになってて興味深い。

 

『古くて新しい男と女の物語』は何時の世も一番興味深い話なのだ。

 

いつの間にか男達が『重い』心理に支配されていて…男と女の恋物語に於いては女達がしがらみや慣習をすり抜けて軽やかに闊歩している。

『捨てられる男達』のレスは、昭和の時代の『女の相談室』か?ってな様相を呈していてホントに興味深い。