ここのところ

ここのところ…ナンヤカンヤ、あれやこれやで落ち着いてテレビも見れていなかった。

 

先週末、身内のお葬式もソコソコに逃げる様に抜け出して、夕方のレストランに滑り込む。

気付けのコーヒーを飲む暇もなく、一気に休日の夜の食欲達と格闘…。

怒濤の四時間をこなして、家に帰り着いた。

 

何を食べたかも定かではない様な落ち着きの無い食事を済ませ、テレビの前に寝転んだ。

令和の注目シンガーソングライターと銘打った音楽番組を久方ぶりに観る。

あいみょん、石崎ひゅーいetc.……瑞々しい才能達が弾けてた。

 

ホントに上手いプロフェッショナル回帰傾向が顕著になってきてると感じた。

その誰かの歌の中に『ここでは誰の正義もがナイフになる』…なる歌詞があった。

 

「お見事です!」と思わず呟いた。

 

オヤジもコムスメも半グレもコウムインもリーマンもシュフも…みんながみんな自分の正義を担いでる。

他の奴の理屈なんて『聞く耳持たない正義』を隠し持ち、弱った奴に切り付け様と他人の油断と隙を狙っている。

そんな群れの中に孤立を囲う世の中。

 

誰も彼もが、自分の正義にクタクタになりながら視界が利かない夜を迎え道標のない明日に備えている。

しかし、自分の正義が勝つことなんて誰も信じちゃいない。

実の所、誰かの正義が敗れ去って行くことだけを切に願っている。

 

どのアーティストの歌詞の中にもそんなドキっとする様な、然り気無い日常の一瞬が切り取られていた。

何のかのと言われながら『ちゃんとした若い奴等の才能』はドッコイ生きている。

生きてちゃんと主張していたのである。

 

正面から若い才能に組み伏せられるのはとても気持ちが良いもんだ…と、それを久し振りに思い出した深夜にて…。