ひょんな事から

ひょんな事から…吉田拓郎の『今はまだ人生を語らず』を聞いた。

 

そう言えば川村ゆうこなんてのが居たよね~とスクロールしてたら指が当たったみたいで。

いきなり大所帯のフルバンドで彼が唄い出したのだった。

 

髪は短く顔にも深い皺…発売当時のものじゃなく最近だろうなぁ…なんて思いながら。

確かライブ73のあと74年のアルバム『人生を語らず』の中にあった曲。

 

同じアルバムの中の『ペニーレインでバーボンを』をライブで弾き語りで聴いた事があったのも思い出した。

バーボンを広めたのは拓郎じゃないか?と今でもそう思っている。

 

そんな事はどうでも良いけど、今、歌詞を聴くと深いよね?と当時とは違う感慨に耽った。

♪あの人の為の自分等と言わず あの人の為に去り行く事だ……空を飛ぶよりも地を這う為に口を閉ざすんだ!臆病者として……分かり合うよりは確かめ合う事だ……遅すぎる事はない早過ぎる冬よりも……♪            吉田拓郎    人生を語らずの一節

 

若い熱情の吹き荒れる時期を過ぎて、一歳取れば出来た事、出来なかった事が見えて来る。

よくやった!自分と思いたいけれど、あんなに騒いでこんだけかよ!という未達の山々がハッキリ見えるのもこの頃である。

 

俺は一切のエクスキューズを排するぞ!

まだまだ人生を結果論的になんて語って堪るか!

…越えて行け!ソコを!越えて行け!ソレを!

…自分を叱咤激励してるのである。

 

そうだ!結論を出さなきゃ、まだプロセスなのである。

未開のプロセスにこれから踏み込むんだ!

…そんな気概がずっと必要なんだよね?と改めて思った。

 

『俺が若い頃はな!…』若い奴等にそうやって、終わった事をネチネチ話す『終わったジイサン』も居るけれど…

僕はドッコイこちとら現役だい!と行ける所まで走り抜こう。

 

自分で語りだしたら終わりだね?

せめて一人で良い。

自分が死んだ後、心の中で僕を語ってくれる人が居たら最高の人生だ…と思ったのでした。