嘆き憂いてみせる

SNSは…キィ一つ叩く度に瞬時に様々な場所、ヒト、モノ、コトを画面に映し出す。

 

一つのモノが生まれ、認知され、使われる様になるのに凄く長い時間を必要としたアナログ時代。

匂いや触感、風合いといった人の五感を通して少しずつ世の中に馴染んで行った。

 

物理的な移動を省ける様になり、そんな『モノゴトの認知』は手っ取り早く行われ、次の日には違う何かを眺めている。

単位時間に数多くを目に出来るけれど…その一つ一つに向ける注意は必然的に短く、浅く、軽くしなければ間に合わない。

 

安易にデジタル文明を批判する気はないけれど…

あなたは、本当に一つ一つを感じていますか?

 

モノゴトをただ見て、知った事にせざるを得なくなってる自分に気付いてますか?

『キーを叩いて何かしている』気持ちにさせられてませんか?

 

『探す事』を単に面倒としてウィキってググって…。

シャンプー一つ選ぶのにユーチューバーさんにお伺い立ててる自分。

一つのモノを、コトを、『自分で探し実感する新鮮さ』を失ってしまってる感性を少しばかり休ませてやりませんか?

 

ミニマリストさんや断捨離さんの悟りは、それはそれで極端にイッテる気がするけれど。

も少し人間の生の欲求を受け入れたら楽になれるのに…なんて思う。

「あなたは毒を買ってるのです!」なんてね、これまた少々引いちゃう。

 

極端に走るのは止めましょ?ってことが言いたい。

 

恐ろしく脈絡なく積み上げられたパフェの写真。ホントに映えてます?

手頃で安普請の半玄人、半素人の作品展見たいで…僕は感動なんて出来ない。

 

『王様は裸だ!』なんてわざわざ暴かないけれど、分かる人には分かって欲しいと思うのですよ。

実感というモノの深さを。